1. なぜ「原油」は注目されるのか?
原油は世界経済の主要なエネルギー源であり、ガソリン・灯油・軽油・重油などの元になるものです。
これらは主に燃料として用いられ、石炭に代わって現代エネルギーの主役になりました。
脱炭素を掲げ、世界各国でCO2排出量を削減するため、見直しが入っていますが、各国の経済成長、人口増加から石油の消費量は増えつづけています。
世界各国のエネルギー源の中心である「原油」は世界中で必要とされているため、トレード対象としても非常に注目される商品となっています。
需要が高く・取引量も多く・流動性が極めて高い「モノ」の代表格であるからこそ、様々なニュースでも取り上げられ、注目されています。
また、原油価格の高騰は、私達の生活に関わる、「電気代」や「ガソリン価格」などにも直結するため、個人投資家からも非常に注目されている商品となっています。
■ 2040年までの世界の1次消費の推移と見通し(IEA)
2. 原油投資の種類
日本で「原油」に投資を行う方法としては複数の選択肢があります。
- 商品先物取引
- 原油価格連動型ETF(国内)
- 原油価格連動型ETF(海外)
- 商品CFD(海外)
- くりっく株365 他
高い流動性・注目度がある「原油」だからこそ、様々な方法で投資活動を行うことができるようになっています。もちろんそれぞれ、メリット・デメリットが存在します。
自身のスタイルに合った投資商品を選択するのが良いでしょう。
商品 | メリット | デメリット |
---|---|---|
商品先物取引 | 現物を受け取ることが可能 | 証拠金の高騰や流動性の問題 |
原油価格連動型ETF (国内) |
株式と同様に取引することができる | 取引時間が国内マーケットの時間となる |
原油価格連動型ETF (海外) |
海外時間も動くため取引の自由度が高い | 為替リスクや手数料、税金を考慮する必要がある |
商品CFD(海外) | 海外時間も動くため取引の自由度が高い | 為替リスクや手数料、税金を考慮する必要がある |
くりっく株365 | ほぼ24時間、祝日も取引できる。円での取引が可能 | 1年間の取引期限がある |
※ その他にもメリット・デメリットは存在します。各種商品については取引前にしっかりとご確認ください。
3. おすすめの「原油」投資方法
「原油」を取引するにあたり、様々な選択肢がありますが、おすすめな投資方法はくりっく株365の「原油ETF」です。
くりっく株365の「原油ETF」は、WTI原油先物の直近限月の清算値との連動を目指すETFである「WTI原油価格連動型上場投信(証券コード:1671)」を基に生成されており、原油価格との連動性が高い商品になっています。
また、大きな特徴として「ほぼ24時間・祝日も取引できる」、「日本円で取引ができる」、ということが挙げられます。
「原油」については、国際マーケットで取引される商品となるため、米国時間に価格が変動することが多くなっています。そのため、ほぼ24時間取引ができることは、価格の急変にも迅速に対応できるため、とても大きなメリットです。
しかも、日本円で取引ができるため、為替リスクを考慮しなくてもよいところはスタートしやすい商品設計です。
■ くりっく株365の魅力
- 多彩な商品ラインナップ(投資の幅が広がる)
- ほぼ24時間祝日も!(いつでも取引できる)
- レバレッジ取引(少額で取引できる)
- 売りからもOK!(ヘッジ取引にも)
- 配当あり(現物株と同じ)
- NYダウなど海外株価指数も(為替リスク無し)
4. 原油価格は何で変動するの?
原油価格は、その時々の市場の需要と供給のバランス、国際情勢など様々な要因によって変動します。
需要面では、最大の石油消費国である米国をはじめとした、世界的な景気の動向や、欧米における冬場の暖房用の石油需要などが、価格に大きな影響を与えます。また、中国やインドなどの経済成長に伴う石油需要の増大も価格変動の要因の一つとなっています。
一方、供給面ではOPEC諸国や、ロシア、メキシコなどの石油産出量の多い国々の生産の動向に加え、近年大幅に増加した米国産シェールオイルの生産動向が大きな要因になっています。
近年のロシアのウクライナ侵攻などの地政学リスクの影響なども価格に反映されています。
原油価格については、刻一刻とその価格が変動するため、アンテナを張って、情報を確認しましょう。
■ おすすめの情報
毎週月曜日に現在の原油マーケットについての分析レポートを掲載
世界の原油価格の推移から変動要因についてまで簡潔に説明
5. おすすめの取扱業者
くりっく株365をスタートするのであれば、「フジトミ証券」がおすすめです。
オンライン取引、サポート取引を始め、証券会社では珍しい投資顧問サービスも実施しています。
セミナーやYOUTUBEなどで情報発信も活発に行っており、安心して取引することができるでしょう。